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印刷の校正とは|初校・再校・色校正・校了の流れと、PDFでの赤入れ
印刷の校正は、初校で赤字を入れ、再校で直ったかを確かめ、色が大事な時は色校正で色を確かめてから、校了で印刷に進む流れです。この記事では、それぞれの意味と順番、色は印刷した物で確かめる理由、印刷会社とのやり取りで起きること、PDFで赤入れしてInDesignに反映する方法を説明します。
この記事の目次
印刷の校正の流れ(ひと目で)
- 初校:最初の校正刷り(またはPDF)で、原稿どおりかを確かめて赤字を入れる
- 再校(三校…):直した校正刷りで、前の赤字が直ったかと、ほかが崩れていないかを確かめる
- 色校正:写真やデザインの色を、印刷した物で確かめる
- 校了:直しが終わり、「このまま印刷してよい」と伝える
印刷の前の赤入れを、PDFのまま。PDFの校正を見る › PDFに赤入れして共有する方法 ›
01印刷の校正とは
印刷の校正とは、チラシ・パンフレット・冊子などを印刷する前に、試しに出した物(校正刷り・ゲラ、今はPDFのことも多い)を見て、原稿どおりに作られているかを確かめ、直す所を赤字で書き込むことです。印刷してから誤りが見つかると、刷り直しになるので、印刷の前に何回かに分けて確かめます。
校正と、原稿の中身が正しいかを確かめる「校閲」の違いは、校正と校閲の違いの記事で説明しています。校正の仕事の流れ全体や校正記号は、校正とはの記事で説明しています。
02初校から校了までの流れ
| 段階 | すること | 主に見る所 |
|---|---|---|
| 初校 | 最初の校正刷りやPDFを、原稿と照らし合わせて赤字を入れる | 文字・数字・写真・レイアウトが原稿どおりか |
| 再校 | 初校の赤字を直した物で、もう一度確かめる。直しが多い時は三校・四校と続ける | 前の赤字が直ったか、直した所のまわりが崩れていないか |
| 色校正 | 写真やデザインの色を、印刷した物で確かめる | 商品や肌の色、ロゴの色、全体の明るさ |
| 校了 | 直しが終わったことを印刷会社に伝え、印刷に進む | 残っている赤字が無いか、最後の版で全体をもう一度 |
小さな直しだけが残った時に、その直しを印刷会社に入れてもらうことにして校了とする「責了(責任校了)」という言い方もあります。何回校正するか、色校正をいつ・するかどうかは、印刷物や印刷会社とのやり取りで決めます。色校正は、色が大事な印刷物で、校了の前に行います(初校や再校と同じころに行うこともあり、順番は決まっていません)。
03色の確認は、画面ではなく印刷した物で
パソコンやスマホの画面は光で色を出し、印刷はインクで色を出すため、同じデータでも、画面と印刷した物では色の見え方が変わります。画面の明るさや設定によっても、見え方は変わります。
- 色は、印刷した物で確かめる:商品の色やロゴの色など、色が大事な所は、色校正で印刷した物を見て決めます。
- 同じ明かりの下で見る:色を見比べる時は、明かりの色や明るさで見え方が変わるので、同じ場所・同じ明かりで見ます。
- PDFで見るのは、文字やレイアウトの確認:PDFの校正では、文字・数字・レイアウトを確かめ、色の最終的な判断は印刷した物で行います。
04印刷会社とのやり取りで起きること
- 赤字が読めない:手書きの赤字が読めず、問い合わせや直しまちがいが起きます。
- 何人もの赤字がばらばらに届く:社内の何人かが別々に赤字を入れ、まとめ直す手間や、同じ所への違う指示が起きます。
- どの版への赤字か分からない:初校と再校の赤字が混ざり、直した所がまた戻ることがあります。
- 直ったかの確認がもれる:再校で、前の赤字を1つずつ探して確かめることになります。
- 校了の後の直し:校了の後の直しは、印刷の予定に響くことがあります。直しは校了の前に出し切ります。
05PDFで赤入れして、InDesignに反映する
校正刷りの代わりにPDFで校正する時は、PDFの上で文字を選んで赤字を入れると、どこを・どう直すかがはっきり伝わります。
PDFを上げて、文字を選んで赤入れする
校正ツール「アカポン」では、PDFをPDFのまま開いて文字を選び、置き換え・削除・指示、文字と文字の間に挿入の赤入れができます。

PDFの文字を選んで、直し方を選ぶ 関わる人の赤字を、同じPDFに集める
社内の人はプロジェクトに招待し、印刷会社など他社の人は外部として招待します(外部の招待はStandardプラン以上)。アカポンを使っていない人には、赤入れ共有URLを送ると、ログインしないまま赤入れと返信ができます(Lightプラン以上)。
InDesignに読み込んで、直す
赤入れしたPDFを[ダウンロード]から PDF(注釈つき)で書き出し、InDesignの[PDF コメントを読み込み]で読み込むと、置き換え・削除・挿入を承認して本文に反映できます。InDesignで書き出したPDFが対象です。PDF(注釈つき)の書き出しは、Proプラン以上で使えます。くわしい手順は、InDesign(インデザイン)の校正の記事で説明しています。
再校のPDFで、直ったかを確かめる
直したPDFを[バージョン更新]で上げ、[Ver.01と比べる]を押すと、前の版の赤入れごとに直ったかを判定します(Standardプラン以上)。
アカポンは、無料のFreeプランから試せます。無料ではじめる › PDFの校正の機能 ›
06よくある質問
印刷の校正は、何回くらい行いますか?
回数に決まりはありません。初校・再校と進め、直しが残れば三校・四校と続けます。何回行うかは、印刷物や印刷会社とのやり取りで決めます。
校了とは何ですか?
校正の直しが終わり、「このまま印刷してよい」と印刷会社に伝えることです。残った小さな直しを印刷会社に入れてもらうことにして校了とする時は「責了(責任校了)」と言います。
色の確認は、PDFでできますか?
画面と印刷した物では色の見え方が変わるので、色が大事な所は、色校正で印刷した物を見て確かめます。PDFでは、文字・数字・レイアウトを確かめます。
PDFに入れた赤字を、InDesignに取り込めますか?
InDesignで書き出したPDFなら、InDesignの[PDF コメントを読み込み]で注釈を読み込めます。アカポンでは、赤入れしたPDFを PDF(注釈つき)で書き出して読み込めます(Proプラン以上)。
再校で、前の赤字が直ったかを確かめるには?
前の赤字を1つずつ見て、直ったかと、まわりが崩れていないかを確かめます。アカポンでは、[Ver.01と比べる]で前の版の赤入れごとに直ったかを判定します(Standardプラン以上)。
07まとめ
印刷の校正は、初校で原稿どおりかを確かめて赤字を入れ、再校で直ったかを確かめ、色が大事な時は色校正で印刷した物の色を確かめてから、校了で印刷に進む流れです。色は画面ではなく印刷した物で確かめます。PDFで校正する時は、文字を選んで赤字を入れ、関わる人の赤字を1か所に集めると、印刷会社とのやり取りが分かりやすくなります。
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- InDesign(インデザイン)の校正|PDFの赤字をそのまま本文に取り込む方法/blog/proofreading/indesign/
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- PDFに赤入れして共有する方法/blog/proofreading/pdf/
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- 校正とは/blog/proofreading/overview-guide/
- PDFの比較・差分で直ったかを確かめる方法/blog/proofreading/compare/
- 機能:PDFの校正/features/pdf/
- ヘルプ:InDesignに赤字を取り込む/help/proof/indesign/
校正のやり取りを、1つの画面に。
動画・WEBサイト・画像・PDF・YouTubeに、そのまま赤入れ。
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