説明会 無料ではじめる

TOP > 厳選一覧 > 校正ツール厳選 > 校正とは > 校正と校閲の違い

校閲・校正 > 基礎知識

校正と校閲の違い|意味と確かめる物の違いを、例を使ってやさしく解説

更新日

「校正」と「校閲」はよく似た言葉ですが、確かめる物が違います。この記事では、辞書の意味をもとに2つの違いを比べ、チラシの例で何が見つかるかを示し、1人で両方を行う時のコツと、指摘を1か所にまとめる方法を説明します。

この記事の目次

よく似た言葉「校正」と「校閲」の違いを、例と一緒に説明します。校正とは › 校正ツールおすすめ比較 ›

01校正と校閲の違いを、ひと言で

校正は「原稿どおりに作られているか」を確かめる作業、校閲は「原稿そのものが正しいか」を確かめる作業です。国語辞典では、次のように説明されています。

  • 校正:印刷物の仮刷りと原稿を照合し、誤植や体裁の誤りを正すこと(デジタル大辞泉)
  • 校閲:文書や原稿などの誤りや不備な点を調べ、検討し、訂正したり校正したりすること(デジタル大辞泉)

(2026年10月20日、コトバンク「校正」・「校閲」で確認)

02比べると分かる違い

校正校閲
確かめる物原稿と、できあがった物(校正刷り・PDF・画面)が同じか原稿に書かれた内容が正しいか
比べる相手原稿資料・公式の情報・辞書など
見つける物誤植、文字の抜け、改行やレイアウトのまちがい、表記のゆれ事実の誤り、数字・日付・固有名詞の誤り、話の食い違い、言葉の使い方
直し方原稿どおりに直すよう赤字を入れる誤りや疑問を指摘し、書いた人に確かめる

03例で見る違い

ある会社のチラシの原稿に「当社は1998年に創業しました」と書かれていて、できあがったチラシには「当社は1989年に創業しました」と印刷されていたとします。

  • 校正で見つかるのは:原稿の「1998年」が、チラシでは「1989年」になっていること。原稿どおり「1998年」に直します。
  • 校閲で見つかるのは:そもそも原稿の「1998年」が正しいかどうか。資料で確かめ、ちがっていれば書いた人に伝えます。

どちらか一方だけでは、まちがいが残ります。校正だけなら「原稿どおりのまちがい」が残り、校閲だけなら「原稿から作る時のまちがい」が残ります。

アカポンなら、PDF・画像・動画・WEBサイトに直接赤入れして、校正と校閲の指摘を1か所にまとめられます。無料ではじめる ›

04だれが、いつ行うか

出版社や新聞社では、校閲を専門にする部署や人がいることがあります。一方、会社のチラシ・WEBサイト・動画などの制作物では、担当者が校正と校閲の両方を行うことが多く、言葉を分けずに「校正」と呼ぶこともよくあります。

1人で両方を行う時は、見る回を分けると見落としが減ります。

  1. 1回目(校閲の目):数字・日付・固有名詞・事実を、資料や公式の情報で確かめる
  2. 2回目(校正の目):原稿とできあがった物を照らし合わせ、文字やレイアウトのまちがいを探す
  3. 直した版で:前の指摘が直ったかと、ほかの所が変わっていないかを確かめる

校正の仕事の流れや校正記号については、校正とはの記事で説明しています。誤字脱字のチェックには、誤字脱字チェッカーを使う方法もあります。選び方は誤字脱字チェッカーのおすすめの記事で説明しています。

05校正・校閲の指摘を、1か所にまとめる

校閲の指摘(「この数字は資料と違います」)と、校正の赤字(「ここは原稿どおり『1998年』に」)が、メール・紙・チャットに分かれると、どれが直ったか分からなくなります。

校正ツール「アカポン」では、PDFをPDFのまま開いて文字を選び、置き換え・削除・挿入・指示の赤入れができます。校閲の疑問は[指示]で書き、カードへの返信で書いた人とやり取りできます。直した版を上げて[Ver.01と比べる]を押すと、前の版の赤入れごとに直ったかを判定します(Standardプラン以上)。

アカポンのPDFの校正画面。チラシに置き換えや削除の赤入れが入り、右に番号つきの赤入れの一覧が並んでいる
PDFに入れた赤入れが、右の一覧にまとまる

くわしくは、PDFに赤入れして共有する方法をご覧ください。

アカポンは、無料のFreeプランから試せます。無料ではじめる › PDFの校正の機能 ›

06よくある質問

校正と校閲の違いは何ですか?

校正は「原稿どおりに作られているか」を確かめる作業、校閲は「原稿そのものが正しいか」を確かめる作業です。

校閲では、何を確かめますか?

事実、数字・日付・固有名詞、話の食い違い、言葉の使い方などを、資料や公式の情報、辞書で確かめます。

校正だけでは足りませんか?

校正は原稿どおりかを確かめるので、原稿そのもののまちがいは残ります。数字や事実が入る制作物は、校閲の目でも確かめるのがおすすめです。

1人で校正と校閲をする時のコツは?

見る回を分けます。1回目は数字・固有名詞・事実を資料で確かめ、2回目は原稿と照らし合わせて文字とレイアウトを確かめます。

英語では何と言いますか?

一般に、校正は proofreading、校閲は copy editing や fact-checking に近い言葉です。仕事の範囲は、国や会社によって違います。

07まとめ

校正は「原稿どおりか」、校閲は「原稿が正しいか」を確かめる作業です。どちらか一方だけでは、まちがいが残ります。1人で行う時は、校閲の目と校正の目で回を分けて確かめます。アカポンなら、校正の赤字と校閲の指摘を同じPDFにまとめ、直った版で確かめられます。

運営:アカポン(プロバランス.ホールディングス株式会社)ツールの情報は、更新日の時点の物です。料金・機能は、各ツールの公式サイトでお確かめください。

あわせて読みたい

校正のやり取りを、1つの画面に。

動画・WEBサイト・画像・PDF・YouTubeに、そのまま赤入れ。
メールや紙での戻しが、なくなります。