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校正を効率化する7つの方法|戻しと「直ったか」の確認の手間を減らすツールと手順
校正を効率化するには、赤字を入れる時間より、赤字を集める・写す・聞き直す・待つ・直ったかを確かめる、といった前後のやり取りを減らすことが近道です。この記事では、校正に時間がかかる所を分けて見たうえで、すぐに取り入れられる7つの効率化の方法と、校正ツール「アカポン」での進め方を説明します。
この記事の目次
赤入れから「直ったか」の確かめまでを1つの画面で。PDFの校正を見る › ヘルプ:前の版との違いを確かめる ›
01校正に時間がかかるのは、どこか
校正を効率化するには、まず時間がどこで使われているかを分けて見ることが大切です。チラシ・パンフレット・WEBサイト・動画のどれでも、校正は「赤字を入れる → まとめて戻す → 直す → 直ったかを確かめる」のくり返しです。このうち、赤字を入れる時間そのものより、その前後のやり取りに時間がかかっていることがよくあります。
| 時間がかかる所 | よくある様子 |
|---|---|
| 赤字を集める | 何人もの赤字が、紙・メール・PDF・チャットに分かれて届き、1つにまとめ直している |
| 赤字を写す | 紙やPDFの赤字を見ながら、制作の担当者がデータに1か所ずつ打ち直している |
| 問い合わせ | 「どこの話か」「どの版の話か」を、電話やメールで聞き直している |
| 待ち時間 | 確認する人が赤字を入れたことに、担当者が気づくのが遅れている |
| 直ったかの確認 | 新しい版を、前の赤字と1つずつ見比べている。直し漏れが残り、もう1往復ふえる |
校正の効率化は、この5つを1つずつ減らしていくことです。次の章から、すぐに取り入れられる方法を順に説明します。
校正の意味や仕事の流れは、校正とはの記事で説明しています。
校正で使えるアカポンの機能は、アカポンの機能のページで紹介しています。
02校正を効率化する7つの方法
1. 表記のルールを先に決めておく
「お問い合わせ/お問合せ」「〇〇株式会社/(株)〇〇」のような表記のゆれは、校正のたびに同じ赤字が出る原因です。よく使う言葉の書き方を1枚にまとめ、制作の担当者にも先に渡しておくと、赤字そのものが減ります。
2. 機械で見つけられる誤字は、先にツールで見つける
誤字脱字や表記のゆれは、文章チェックのツールで先に見つけておくと、人は内容や見た目の確認に時間を使えます。ツールの選び方は誤字脱字チェックツールの記事にまとめています。
3. 赤字は1か所に集める
確認する人全員が、同じデータの上に赤字を入れる形にすると、まとめ直す時間がなくなります。だれの赤字か、同じ所に反対の指示が出ていないかも、その場で分かります。
4. 1件に1つの指示を書く
1つの赤字に直しを2つ以上書くと、片方だけが直って残りがちです。「何を」「どう直すか」を1件ずつ分けると、直ったかの確認も1件ずつできます。
5. 版を取りちがえない仕組みにする
「最新版_修正2_確定.pdf」のようなファイル名で版を分けると、古い版に赤字を入れる事故が起きます。初校・再校・三校を1つのファイルの版として重ねて管理すると、いつも最新の版に赤字を入れられます。
6. 赤字が入ったことを、すぐに知らせる
確認する人が赤字を入れ終えたら、制作の担当者にすぐ届く形にしておくと、待ち時間が減ります。
7. 直ったかの確認を、機械に手伝わせる
前の版と新しい版の違いを自動で見つけ、前の赤字ごとに「直っている」「直っていない」を分けて見せる仕組みがあると、目で探す時間が大きく減ります。頼んでいない所が変わっていないかも、同時に確かめられます。
03アカポンで校正を効率化する
アカポンは、PDF・画像・WEBサイト・動画・YouTubeに赤入れして、社内や社外の人とやり取りする校正ツールです。前の章の方法を、次の機能で受け持ちます。
| 効率化の方法 | アカポンの機能 |
|---|---|
| 赤字を1か所に集める | プロジェクトにメンバーを招待すると、全員の赤入れが1つのファイルに並ぶ。社外の人には赤入れ共有URLを送るだけで、ログインせずに赤入れしてもらえる |
| 赤字を写す手間をなくす | PDFの文字を選んで、置き換え・削除・挿入の赤入れができる。InDesignで書き出したPDFなら、PDF(注釈つき)で書き出して(Proプラン以上)、置き換え・削除・挿入はInDesignで承認するだけで本文に入る |
| 版を取りちがえない | 直したデータは[バージョン更新]で同じファイルの新しい版として上げる。前の版の赤入れも残る |
| すぐに知らせる | [赤入れ通知]で、赤入れが入ったことをメンバーにメールで知らせる。宛先は覚えておける |
| 直ったかを機械で確かめる | PDFは[Ver.01と比べる]で、前の版の赤入れごとに直ったかを判定する。頼んでいない変更も見つける |
PDFの文字を選んで赤入れする
「PDFを校正する」で上げたファイルは、PDFを画像にせず、PDF形式のまま開きます。直したい文字をドラッグで選ぶと、置き換え・削除・指示の小窓が出ます。縦書きの文字にも、同じ操作で赤入れできます。

赤入れが入ったPDF。本文の印と右の一覧が1件ずつ対応する 社外の人にもURLで見てもらう
[⚡ アクション]→[赤入れ共有URL]でURLを出して送ると、アカポンを使っていない人も、ログインしないまま赤入れと返信ができます。パスワードも付けられます。

赤入れ共有URLの窓 直した版を上げて、直ったかを確かめる
直したPDFを[バージョン更新]で上げ、[Ver.01と比べる]を押します。前の版の赤入れごとに「直っている」「直っていない」「違う直り方」「目で確認」と判定が付き、頼んでいない変更も一覧に出ます。

前の版と比べると、赤入れごとに直ったかが分かる 結果を書き出して残す
[ダウンロード]から、元のPDF・PDF(注釈つき)・PDF(焼き込み)・コメント一覧(CSV)の形で書き出せます。前の版との違いと直ったかを1つのPDFにした「違いの確認(PDF)」は、印刷会社への確認や、校了の記録に使えます。

形式を選んで書き出す
InDesignで作ったデータの赤字を打ち直さずに取り込む方法は、InDesignの校正の記事でくわしく説明しています。WEBサイトや動画の校正は、WEBサイトの校正・動画の校正の記事をご覧ください。
アカポンは、無料のプランから試せます。無料ではじめる › アカポンでできること ›
04効率化を始める時の進め方
ツールを入れても、使い方がばらばらだと効果が出にくくなります。次の順で、小さく始めるのがおすすめです。
- 1つの案件で試す:次に来るチラシやバナーなど、関わる人が少ない案件を1つ選びます。
- 決まりを3つだけ決める:「赤字はツールの上だけに入れる」「1件に1つの指示」「直したら同じファイルの新しい版で上げる」。
- 社外の人には最初に一言そえる:赤入れ共有URLを送る時に、「この画面で直したい所を囲んで書いてください」と添えると、迷わず使ってもらえます。
- 1往復の時間をくらべる:今までのやり方と、何往復・何日で校了したかをくらべます。
- うまくいった形を、ほかの案件に広げる:表記のルールや、よく使う指示の書き方も、あわせて共有します。
05プランごとに使える所
| 機能 | 使えるプラン |
|---|---|
| 赤入れ共有URL | Lightプラン以上(パスワードはStandardプラン以上) |
| 前の版との違い(PDFの時) | Standardプラン以上 |
| PDF(焼き込み)の書き出し | Standardプラン以上 |
| PDF(注釈つき)・違いの確認(PDF)の書き出し | Proプラン以上 |
| まとめてアップロード | Proプラン以上 |
06効率化に役立つ記事
やり取りと確認の手間を減らすための、進め方の記事です。
- 制作物の承認の流れの作り方:だれが・いつ・何を確かめてOKにするか
- 社外との修正のやり取りをまとめる方法:メールでの赤字のやり取りをやめる
- 複数人でPDFを校正する方法:何人もの赤字を1つにまとめる進め方
- 修正が直ったかを確かめる方法:前の版と比べて、直し漏れを防ぐ
07よくある質問
校正の効率化で、最初にやるとよいことは何ですか?
赤字を1か所に集めることです。紙・メール・チャットに分かれた赤字をまとめ直す時間と、「どこの話か」の問い合わせが、まとめて減ります。
AIの文章チェックだけで、校正は済みますか?
誤字脱字や表記のゆれは見つけられますが、デザイン・写真・価格の正しさや、お客さまの意図に合っているかは、人が確かめる必要があります。ツールで見つけた後に、人が赤入れして伝える形がおすすめです。
社外のお客さまにもツールを使ってもらえますか?
アカポンでは、赤入れ共有URLを送ると、アカウントを作らずにログインしないまま赤入れと返信ができます(赤入れする時に名前とメールアドレスを入れます)。Lightプラン以上で使えます。
直ったかの確認は、自動でできますか?
PDFは、[Ver.01と比べる]で前の版の赤入れごとに直ったかを判定します(Standardプラン以上)。動画・画像・WEBサイトは、2つの版を左右に並べて見比べられます。
赤入れの一覧を、Excelなどで管理できますか?
はい。ファイルの☰メニューから、赤入れの一覧をCSVでダウンロードできます。Excel・Googleスプレッドシート・Notionなどに取り込めます。
08まとめ
校正に時間がかかるのは、赤字を入れる時より、集める・写す・聞き直す・待つ・確かめる所です。表記のルールと文章チェックのツールで赤字そのものを減らし、赤字を1か所に集めて、1件に1つの指示で伝えると、往復の回数が減ります。アカポンなら、社外の人もURLで同じ画面に赤入れでき、PDFは前の版と比べて直ったかを自動で判定できます。まずは1つの案件で試してみてください。
校正で使えるアカポンの機能は、アカポンの機能のページで紹介しています。
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- 複数人でPDFを校正する方法/blog/proofreading/pdf/team/
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- ヘルプ:前の版との違いを確かめる/help/proof/pdf-diff/
- ヘルプ:赤入れをメンバーに知らせる/help/proof/notify/
- 校正ツールおすすめ比較/blog/proofreading/
- InDesign(インデザイン)の校正/blog/proofreading/indesign/
- 誤字脱字チェックツール/blog/proofreading/text_checker/
- デザイン校正ツール/blog/proofreading/akapon/design_check/
校正のやり取りを、1つの画面に。
動画・WEBサイト・画像・PDF・YouTubeに、そのまま赤入れ。
メールや紙での戻しが、なくなります。
カードの登録は要りません。Freeプランでも、PDF・動画・画像・WEBサイトに赤入れできます。