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動画校正のやり方とツール|確かめる5つのことと、止めた場面に赤入れする手順

更新日

動画校正とは、公開や納品の前に動画を見て、テロップ・映像・音などにまちがいがないかを確かめ、直してほしい所を編集の担当者に伝える作業です。この記事では、確かめる5つのこと、動画の校正ツールの選び方、校正ツール「アカポン」で止めた場面に赤入れし、直した版と見比べるまでの手順を説明します。

この記事の目次
動画を止めた場面の直したい所を囲み、赤入れを書いて保存するまで(約40秒・音なし)

動画の校正は、機能のページでも動画で見られます。動画の校正を見る › ヘルプ:動画の範囲を指定して赤入れする ›

01動画の校正で確かめること

動画の校正とは、公開や納品の前に動画を見て、テロップ・映像・音などにまちがいがないかを確かめ、直してほしい所を編集の担当者に伝える作業です。紙やWEBサイトと違い、動画は時間とともに画面が変わります。そのため「何分何秒の、画面のどこを、どう直すか」まで伝えることが大切です。

確かめることは、次の5つに分けると、見落としが減ります。

分け方確かめること
テロップ・文字誤字脱字、表記のゆれ、商品名・価格・日付・電話番号、テロップが出ている長さ(読み切れるか)
映像写ってはいけない物(ほかの会社のロゴ、個人の顔や名前)、色や明るさ、切り替えの不自然さ
音ナレーションの読みまちがい、音量の差、BGMとナレーションの重なり、音の切れ
尺・構成全体の長さ、場面の順番、最初の数秒で伝えたい事が伝わるか
表記・権利注意書き(※個人の感想です など)、音楽や写真の使用許可、出演者の確認

このうち、テロップの文字は、台本を文章チェックのツールで先に確かめておくと、動画を直す回数が減ります。映像や音は、人が見て、聞いて確かめるしかありません。

02動画の校正でよくある困りごと

動画の校正は、動画をダウンロードして見て、気づいた事をメールやExcelに「0:15 テロップの色を変更」のように書いて戻すやり方が、まだ多く使われています。このやり方では、次のような困りごとが起きやすくなります。

  • 画面のどこの話か伝わらない:秒数は書けても、「画面の右下の小さい文字」のような場所は文字だけでは伝わりにくく、画面写真を撮って貼る手間がかかります。
  • 「ここからここまで」が伝わらない:ナレーションやBGMの直しは、1つの秒数ではなく範囲の話です。開始と終了を書きまちがえると、ちがう所が直ります。
  • 動画を送るのが大変:動画のファイルは大きく、メールに付けられません。共有のURLを送っても、どの版の動画かが分からなくなりがちです。
  • 赤字があちこちに分かれる:担当者・上司・お客さまの指示が、メール・チャット・電話に分かれます。同じ場面に反対の指示が出ていても、気づきにくくなります。
  • 直ったかの確認がもう一度大変:直った動画を最初から見直し、前の指示と1つずつ照らし合わせる必要があります。

これらは、動画の上に直接赤入れできて、関わる人全員が同じ画面を見られる校正ツールを使うと、まとめて減らせます。

03動画の校正ツール(動画フィードバックツール)の種類と選び方

動画に指示を入れる方法には、大きく3つの種類があります。

種類向いている使い方気をつけたい所
動画の編集ソフトのコメント編集する人が、自分の作業の覚え書きを残す見る人も同じソフトが要る。社外の人には使いにくい
ファイル共有サービスのコメント動画を渡して、ひとことの感想をもらう画面の場所や時間の範囲までは指定できない物もある。版の管理が別になる
動画の校正ツール止めた場面に赤入れし、編集の担当者やお客さまと、同じ画面でやり取りするツールによって、使える形式・容量・社外の人の使い方がちがう

動画の校正ツールを選ぶ時に見る所

  1. 止めた場面の「場所」に赤入れできるか:秒数だけでなく、画面の直したい所を囲めると、説明がいりません。
  2. 時間の範囲を指定できるか:ナレーション・BGM・カットの直しは、開始と終了を指定できると正確に伝わります。
  3. 社外の人が、登録しないで赤入れできるか:お客さまや外注先にアカウントを作ってもらわずに済みます。
  4. 形式と大きさ:MP4のほか、MOVなどの形式や、長い動画の大きさに合うかを確かめます。
  5. 直した版を同じ所で管理できるか:初稿・2稿・3稿を並べて見比べられると、直し漏れが減ります。
  6. YouTubeの動画も校正できるか:YouTubeに上げた動画を、そのまま確かめたい時に便利です。

ほかの校正ツールとの比べ方は、校正ツールの比較の記事にまとめています。

04アカポンで動画を校正する手順

アカポンは、動画を止めた場面にそのまま赤入れでき、その秒の位置と場所が赤入れと一緒に残る校正ツールです。ここでは、動画を上げてから、直した版を確かめるまでの流れを説明します。

  1. 動画をアップロードする

    プロジェクトの中で「データをUpload」の窓を開き、[動画データを校正する]を選んで、動画をドラッグ&ドロップします。MP4・MOV・WMV・AVIに対応しています。MOV・WMV・AVIは、MP4に変換してから校正画面が開きます。

    アカポンの「データをUpload」の窓で、動画データを校正するを開き、MP4・MOV・WMV・AVIのデータをドラッグ&ドロップする枠が出ている画面
    動画の種類を選んで、ファイルを入れる
  2. 動画を止めて、直したい所に赤入れする

    動画を再生し、直したい場面で止めます。画面の直したい所をドラッグで囲むと入力の窓が出るので、直してほしい内容を書いて[保存]を押します。止めた秒の位置と場所が、赤入れと一緒に残ります。ペンで手書きの赤入れもできます。

    動画を0:05で止め、THIRTYの文字を囲んで番号1の赤入れを入れ、右の一覧に「タイトルの文字をもう少し大きくしてください」と秒数つきのカードが出ている画面
    赤入れのカードに、止めた秒の位置が残る
  3. 「ここからここまで」は範囲で指定する

    ナレーションやカットの直しは、再生バーの下の範囲指定のバーで、開始の位置を押してから終了の位置までドラッグします。入力の窓が出るので、内容を書いて保存します。カードを押すと、開始と終了の時間が出て、その位置から確かめられます。

    動画の校正画面で、再生バーの下の範囲指定のバーを開始から終了までドラッグし、開始と終了の時間が出ている画面
    開始から終了までをドラッグして範囲を決める
  4. 関わる人に見てもらう

    社内の人はプロジェクトに招待し、他社の編集の担当者などは外部として招待すると(外部の招待はStandardプラン以上)、全員の赤入れが1つの動画に集まります。アカポンを使っていないお客さまには、[⚡ アクション]→[赤入れ共有URL]でURLを送ると、ログインしないまま赤入れと返信ができます。赤入れを見せずに動画だけを見てもらいたい時は、[動画視聴用URL]を使います。

    動画の視聴用URLの窓。URLのコピーと、パスワードを付けるスイッチが出ている画面
    動画だけを見てもらう「動画の視聴用URL」。パスワードも付けられる
  5. 直した動画を新しい版として上げる

    編集の担当者が直したら、[⚡ アクション]→[バージョン更新]で、同じファイルの新しい版として上げます。前の版の赤入れは残ったままです。初稿と2稿以降を、1つのファイルで分けて管理できます。

  6. 前の版と見比べて、直ったかを確かめる

    上の帯のバージョン(01 ▼)から比べたい2つの版を選ぶと、左右に並べて見比べられます。右の【コメントツール】で前の版を選ぶと、画面は新しい版のまま、前の版の赤入れを一覧に出せます。頼んだ直しが入っているかを、1件ずつ確かめられます。

見やすく再生するためのキー

キー動き
スペースキー再生・一時停止
← キー5秒戻る
→ キー5秒進む
Esc キー全画面を戻す

赤入れの窓に文字を打っている間は、キーを押しても動画は動きません。窓の外を押してから操作します。再生速度も変えられるので、早口のナレーションは遅くして確かめられます。

伝わる赤入れの書き方

動画の赤入れは「どの場面の」「何を」「どう直すか」を1件に1つずつ書くのがこつです。

伝わりにくい書き方伝わる書き方
テロップ見づらいこのテロップの文字を白から黄色に。表示を2秒長く
BGMうるさい(範囲指定で)この間のBGMを、ナレーションが聞き取れる大きさまで下げる
ここカット(範囲指定で)この範囲を削除。前後はそのままつなぐ
ロゴ古い右下のロゴを、添付の「logo_2026.png」に差し替え

アカポンは、無料のプランでも動画の赤入れを試せます。無料ではじめる › ヘルプ:直した版を上げる ›

05YouTubeの動画を校正する

YouTubeに上げた動画は、URLを入れるだけで、再生しながら校正できます。YouTubeに上げた動画を、お客さまに確かめてもらう時などに便利です。動画はアカポンに保存しないので、容量を使いません。再生できないURLは読み込めません。

アカポンでYouTubeの動画を再生しながら校正している画面。右の一覧に秒数つきの赤入れが出ている
YouTubeの動画を、止めた所に赤入れできる

YouTubeの校正は、Standardプランは10ファイルまで、Proプラン以上は無制限で使えます。Free・Lightプランでは使えません。くわしくはYouTubeの校正の機能ページをご覧ください。

06プランごとに使える所

項目Free・LightStandardPro以上
動画の大きさ(1データ)1GBまで8GBまで8GBまで
YouTubeの校正使えない10ファイルまで無制限
まとめてアップロード使えない使えない30ファイルまで
共有URLのパスワード使えない使える使える

赤入れ共有URLと動画の視聴用URLは、Lightプラン以上で使えます。保存期間や容量など、そのほかの上限は「プラン別の上限」をご覧ください。

07動画の校正に役立つ記事

動画の種類や場面ごとの、確かめ方と修正指示の出し方の記事です。

08よくある質問

どの形式の動画を校正できますか?

MP4・MOV・WMV・AVIを上げられます。MOV・WMV・AVIは、アカポンでMP4に変換してから校正画面が開きます。

何分何秒の、画面のどこかまで伝えられますか?

はい。動画を止めた場面の直したい所を囲んで赤入れすると、秒の位置と場所が一緒に残ります。ナレーションなどは、開始から終了までの範囲を指定して赤入れできます。

アカポンを使っていないお客さまにも、赤入れしてもらえますか?

はい。赤入れ共有URLを送ると、ログインしないまま赤入れと返信ができます。赤入れ共有URLはLightプラン以上、パスワードを付けるのはStandardプラン以上で使えます。

赤入れを見せずに、動画だけを見てもらえますか?

はい。動画の視聴用URLを発行すると、会員でない人も動画だけを見られます。赤入れや返信は出ません。Lightプラン以上で使えます。

直した動画を、前の赤入れを残したまま上げられますか?

はい。[バージョン更新]で同じファイルの新しい版として上げると、前の版の赤入れは残ります。2つの版を左右に並べて見比べることもできます。

無料で使えますか?

Freeプランでも、動画のアップロードと赤入れが使えます。1つの動画の大きさは、Free・Lightプランは1GBまで、Standardプラン以上は8GBまでです。

直した動画の確認は、無料のツールでも

直す前と直した後の2本の動画を並べて、いっしょに再生・一時停止・コマ送りできる「動画比較ツール」が使えます。アプリのインストールも登録も要らず、動画はパソコンのブラウザの中だけで再生し、保存されません。

無料の動画比較ツール ›
PDF・画像・テキストも比べるなら ›

09まとめ

動画の校正は、テロップ・映像・音・尺・表記の5つに分けて確かめると、見落としが減ります。直してほしい所は「どの場面の」「何を」「どう直すか」を1件ずつ伝えるのが近道です。アカポンなら、止めた場面に赤入れするだけで秒の位置と場所が残り、ナレーションなどは範囲で指定できます。お客さまにはURLを送るだけで見てもらえ、直した版と並べて直ったかも確かめられます。動画のやり取りに時間がかかっている時は、試してみてください。

運営:アカポン(プロバランス.ホールディングス株式会社)ツールの情報は、更新日の時点の物です。料金・機能は、各ツールの公式サイトでお確かめください。

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