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動画校正のやり方とツール|確かめる5つのことと、止めた場面に赤入れする手順
動画校正とは、公開や納品の前に動画を見て、テロップ・映像・音などにまちがいがないかを確かめ、直してほしい所を編集の担当者に伝える作業です。この記事では、確かめる5つのこと、動画の校正ツールの選び方、校正ツール「アカポン」で止めた場面に赤入れし、直した版と見比べるまでの手順を説明します。
この記事の目次
動画の校正は、機能のページでも動画で見られます。動画の校正を見る › ヘルプ:動画の範囲を指定して赤入れする ›
01動画の校正で確かめること
動画の校正とは、公開や納品の前に動画を見て、テロップ・映像・音などにまちがいがないかを確かめ、直してほしい所を編集の担当者に伝える作業です。紙やWEBサイトと違い、動画は時間とともに画面が変わります。そのため「何分何秒の、画面のどこを、どう直すか」まで伝えることが大切です。
確かめることは、次の5つに分けると、見落としが減ります。
| 分け方 | 確かめること |
|---|---|
| テロップ・文字 | 誤字脱字、表記のゆれ、商品名・価格・日付・電話番号、テロップが出ている長さ(読み切れるか) |
| 映像 | 写ってはいけない物(ほかの会社のロゴ、個人の顔や名前)、色や明るさ、切り替えの不自然さ |
| 音 | ナレーションの読みまちがい、音量の差、BGMとナレーションの重なり、音の切れ |
| 尺・構成 | 全体の長さ、場面の順番、最初の数秒で伝えたい事が伝わるか |
| 表記・権利 | 注意書き(※個人の感想です など)、音楽や写真の使用許可、出演者の確認 |
このうち、テロップの文字は、台本を文章チェックのツールで先に確かめておくと、動画を直す回数が減ります。映像や音は、人が見て、聞いて確かめるしかありません。
赤入れそのものの意味や、伝わる赤字の書き方は、赤入れとはの記事にまとめています。
校正の意味や仕事の流れは、校正とはの記事で説明しています。
動画の校正で使えるアカポンの機能は、動画の校正の機能のページで紹介しています。
02動画の校正でよくある困りごと
動画の校正は、動画をダウンロードして見て、気づいた事をメールやExcelに「0:15 テロップの色を変更」のように書いて戻すやり方が、まだ多く使われています。このやり方では、次のような困りごとが起きやすくなります。
- 画面のどこの話か伝わらない:秒数は書けても、「画面の右下の小さい文字」のような場所は文字だけでは伝わりにくく、画面写真を撮って貼る手間がかかります。
- 「ここからここまで」が伝わらない:ナレーションやBGMの直しは、1つの秒数ではなく範囲の話です。開始と終了を書きまちがえると、ちがう所が直ります。
- 動画を送るのが大変:動画のファイルは大きく、メールに付けられません。共有のURLを送っても、どの版の動画かが分からなくなりがちです。
- 赤字があちこちに分かれる:担当者・上司・お客さまの指示が、メール・チャット・電話に分かれます。同じ場面に反対の指示が出ていても、気づきにくくなります。
- 直ったかの確認がもう一度大変:直った動画を最初から見直し、前の指示と1つずつ照らし合わせる必要があります。
これらは、動画の上に直接赤入れできて、関わる人全員が同じ画面を見られる校正ツールを使うと、まとめて減らせます。
03動画の校正ツール(動画フィードバックツール)の種類と選び方
動画に指示を入れる方法には、大きく3つの種類があります。
| 種類 | 向いている使い方 | 気をつけたい所 |
|---|---|---|
| 動画の編集ソフトのコメント | 編集する人が、自分の作業の覚え書きを残す | 見る人も同じソフトが要る。社外の人には使いにくい |
| ファイル共有サービスのコメント | 動画を渡して、ひとことの感想をもらう | 画面の場所や時間の範囲までは指定できない物もある。版の管理が別になる |
| 動画の校正ツール | 止めた場面に赤入れし、編集の担当者やお客さまと、同じ画面でやり取りする | ツールによって、使える形式・容量・社外の人の使い方がちがう |
動画の校正ツールを選ぶ時に見る所
- 止めた場面の「場所」に赤入れできるか:秒数だけでなく、画面の直したい所を囲めると、説明がいりません。
- 時間の範囲を指定できるか:ナレーション・BGM・カットの直しは、開始と終了を指定できると正確に伝わります。
- 社外の人が、登録しないで赤入れできるか:お客さまや外注先にアカウントを作ってもらわずに済みます。
- 形式と大きさ:MP4のほか、MOVなどの形式や、長い動画の大きさに合うかを確かめます。
- 直した版を同じ所で管理できるか:初稿・2稿・3稿を並べて見比べられると、直し漏れが減ります。
- YouTubeの動画も校正できるか:YouTubeに上げた動画を、そのまま確かめたい時に便利です。
ほかの校正ツールとの比べ方は、校正ツールの比較の記事にまとめています。
04アカポンで動画を校正する手順
アカポンは、動画を止めた場面にそのまま赤入れでき、その秒の位置と場所が赤入れと一緒に残る校正ツールです。ここでは、動画を上げてから、直した版を確かめるまでの流れを説明します。
動画をアップロードする
プロジェクトの中で「データをUpload」の窓を開き、[動画データを校正する]を選んで、動画をドラッグ&ドロップします。MP4・MOV・WMV・AVIに対応しています。MOV・WMV・AVIは、MP4に変換してから校正画面が開きます。

動画の種類を選んで、ファイルを入れる 動画を止めて、直したい所に赤入れする
動画を再生し、直したい場面で止めます。画面の直したい所をドラッグで囲むと入力の窓が出るので、直してほしい内容を書いて[保存]を押します。止めた秒の位置と場所が、赤入れと一緒に残ります。ペンで手書きの赤入れもできます。

赤入れのカードに、止めた秒の位置が残る 「ここからここまで」は範囲で指定する
ナレーションやカットの直しは、再生バーの下の範囲指定のバーで、開始の位置を押してから終了の位置までドラッグします。入力の窓が出るので、内容を書いて保存します。カードを押すと、開始と終了の時間が出て、その位置から確かめられます。

開始から終了までをドラッグして範囲を決める 関わる人に見てもらう
社内の人はプロジェクトに招待し、他社の編集の担当者などは外部として招待すると(外部の招待はStandardプラン以上)、全員の赤入れが1つの動画に集まります。アカポンを使っていないお客さまには、[⚡ アクション]→[赤入れ共有URL]でURLを送ると、ログインしないまま赤入れと返信ができます。赤入れを見せずに動画だけを見てもらいたい時は、[動画視聴用URL]を使います。

動画だけを見てもらう「動画の視聴用URL」。パスワードも付けられる 直した動画を新しい版として上げる
編集の担当者が直したら、[⚡ アクション]→[バージョン更新]で、同じファイルの新しい版として上げます。前の版の赤入れは残ったままです。初稿と2稿以降を、1つのファイルで分けて管理できます。
前の版と見比べて、直ったかを確かめる
上の帯のバージョン(01 ▼)から比べたい2つの版を選ぶと、左右に並べて見比べられます。右の【コメントツール】で前の版を選ぶと、画面は新しい版のまま、前の版の赤入れを一覧に出せます。頼んだ直しが入っているかを、1件ずつ確かめられます。
見やすく再生するためのキー
| キー | 動き |
|---|---|
| スペースキー | 再生・一時停止 |
| ← キー | 5秒戻る |
| → キー | 5秒進む |
| Esc キー | 全画面を戻す |
赤入れの窓に文字を打っている間は、キーを押しても動画は動きません。窓の外を押してから操作します。再生速度も変えられるので、早口のナレーションは遅くして確かめられます。
伝わる赤入れの書き方
動画の赤入れは「どの場面の」「何を」「どう直すか」を1件に1つずつ書くのがこつです。
| 伝わりにくい書き方 | 伝わる書き方 |
|---|---|
| テロップ見づらい | このテロップの文字を白から黄色に。表示を2秒長く |
| BGMうるさい | (範囲指定で)この間のBGMを、ナレーションが聞き取れる大きさまで下げる |
| ここカット | (範囲指定で)この範囲を削除。前後はそのままつなぐ |
| ロゴ古い | 右下のロゴを、添付の「logo_2026.png」に差し替え |
アカポンは、無料のプランでも動画の赤入れを試せます。無料ではじめる › ヘルプ:直した版を上げる ›
05YouTubeの動画を校正する
YouTubeに上げた動画は、URLを入れるだけで、再生しながら校正できます。YouTubeに上げた動画を、お客さまに確かめてもらう時などに便利です。動画はアカポンに保存しないので、容量を使いません。再生できないURLは読み込めません。

YouTubeの校正は、Standardプランは10ファイルまで、Proプラン以上は無制限で使えます。Free・Lightプランでは使えません。くわしくはYouTubeの校正の機能ページをご覧ください。
06プランごとに使える所
| 項目 | Free・Light | Standard | Pro以上 |
|---|---|---|---|
| 動画の大きさ(1データ) | 1GBまで | 8GBまで | 8GBまで |
| YouTubeの校正 | 使えない | 10ファイルまで | 無制限 |
| まとめてアップロード | 使えない | 使えない | 30ファイルまで |
| 共有URLのパスワード | 使えない | 使える | 使える |
赤入れ共有URLと動画の視聴用URLは、Lightプラン以上で使えます。保存期間や容量など、そのほかの上限は「プラン別の上限」をご覧ください。
07動画の校正に役立つ記事
動画の種類や場面ごとの、確かめ方と修正指示の出し方の記事です。
- 動画の修正指示の出し方:秒数・範囲で伝わる書き方と例文
- Premiere Proの動画を校正する方法:書き出しから直した版の確認まで
- YouTube動画の修正指示の出し方:限定公開での確認と、URLに赤入れする方法
- ショート動画の確認と修正指示:公開前に確かめるポイントと伝え方
- 動画広告の確認チェックリスト:納品・出稿前に見る項目
- 動画制作を外注した時の修正のやり取り:回数・範囲の決め方と進め方
- AIで作った動画・ナレーションの確認ポイント:映像と音で見る所と伝え方
08よくある質問
どの形式の動画を校正できますか?
MP4・MOV・WMV・AVIを上げられます。MOV・WMV・AVIは、アカポンでMP4に変換してから校正画面が開きます。
何分何秒の、画面のどこかまで伝えられますか?
はい。動画を止めた場面の直したい所を囲んで赤入れすると、秒の位置と場所が一緒に残ります。ナレーションなどは、開始から終了までの範囲を指定して赤入れできます。
アカポンを使っていないお客さまにも、赤入れしてもらえますか?
はい。赤入れ共有URLを送ると、ログインしないまま赤入れと返信ができます。赤入れ共有URLはLightプラン以上、パスワードを付けるのはStandardプラン以上で使えます。
赤入れを見せずに、動画だけを見てもらえますか?
はい。動画の視聴用URLを発行すると、会員でない人も動画だけを見られます。赤入れや返信は出ません。Lightプラン以上で使えます。
直した動画を、前の赤入れを残したまま上げられますか?
はい。[バージョン更新]で同じファイルの新しい版として上げると、前の版の赤入れは残ります。2つの版を左右に並べて見比べることもできます。
無料で使えますか?
Freeプランでも、動画のアップロードと赤入れが使えます。1つの動画の大きさは、Free・Lightプランは1GBまで、Standardプラン以上は8GBまでです。
直した動画の確認は、無料のツールでも
直す前と直した後の2本の動画を並べて、いっしょに再生・一時停止・コマ送りできる「動画比較ツール」が使えます。アプリのインストールも登録も要らず、動画はパソコンのブラウザの中だけで再生し、保存されません。
09まとめ
動画の校正は、テロップ・映像・音・尺・表記の5つに分けて確かめると、見落としが減ります。直してほしい所は「どの場面の」「何を」「どう直すか」を1件ずつ伝えるのが近道です。アカポンなら、止めた場面に赤入れするだけで秒の位置と場所が残り、ナレーションなどは範囲で指定できます。お客さまにはURLを送るだけで見てもらえ、直した版と並べて直ったかも確かめられます。動画のやり取りに時間がかかっている時は、試してみてください。
動画の校正で使えるアカポンの機能は、動画の校正の機能のページで紹介しています。
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校正のやり取りを、1つの画面に。
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カードの登録は要りません。Freeプランでも、PDF・動画・画像・WEBサイトに赤入れできます。