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WEBサイト校正のやり方とツール|公開前に確かめることと、URLで赤入れする手順
WEBサイト校正とは、公開する前のページを見て、文字・見た目・動きにまちがいがないかを確かめ、直してほしい所を制作の担当者に伝える作業です。この記事では、確かめる3つのこと、WEBサイトの校正ツールの選び方、校正ツール「アカポン」でURLを入れるだけでページに赤入れし、直ったかを確かめるまでの手順を説明します。
この記事の目次
WEBサイトの校正は、機能のページでも動画で見られます。WEBサイトの校正を見る › ヘルプ:WEBサイトのURLを撮影する ›
01WEBサイトの校正で確かめること
WEBサイトの校正とは、公開する前のページを見て、文字・見た目・動きにまちがいがないかを確かめ、直してほしい所を制作の担当者に伝える作業です。紙のチラシと違い、パソコンとスマホで見た目が変わり、リンクやフォームのように「押して動くか」も確かめる必要があります。
確かめることは、大きく次の3つに分けると、もれが出にくくなります。
| 分け方 | 確かめること | 向いている確かめ方 |
|---|---|---|
| 文字 | 誤字脱字、表記のゆれ(「お問い合わせ」と「お問合せ」など)、価格・日付・電話番号・会社名、商品名の正しさ | 人の目で読む。文章チェックのツールも使える |
| 見た目 | 画像のずれや切れ、文字の折り返し、色やフォントのそろい方、スマホの幅での表示 | パソコンとスマホの幅で、ページ全体を上から下まで見る |
| 動き | リンク切れ、ボタンの行き先、フォームの送信、読み込みの速さ | 実際のブラウザで押して確かめる。リンクのチェックツールも使える |
このうち、時間がかかるのは「見つけた直しを、正しく伝えて、直ったかを確かめる」所です。次の章で、よくある困りごとを見ていきます。
紙・PDF・オンラインでの赤入れのやり方の違いは、別の記事で説明しています。
校正の意味や仕事の流れは、校正とはの記事で説明しています。
WEBサイトの校正で使えるアカポンの機能は、WEBサイトの校正の機能のページで紹介しています。
02WEBサイトの校正でよくある困りごと
WEBサイトの校正は、画面写真を撮って書き込み、メールやチャットで送るやり方がまだ多く使われています。このやり方では、次のような困りごとが起きやすくなります。
- どこの話か伝わらない:「上から3つ目の画像の下」のような書き方では、ページが長いほど場所がずれて伝わります。画面写真をつなぎ合わせる手間もかかります。
- 赤字が何か所にも分かれる:担当者、上司、お客さまの赤字が、メール・チャット・Excelに分かれて届きます。どれが最新の指示か、だれの指示かが分かりにくくなります。
- スマホの幅が見落とされる:パソコンの画面だけで校正して、スマホで見た時の文字の折り返しや画像の切れに、公開後に気づくことがあります。
- 直ったかの確認がもう一度大変:直したページを、前の赤字と1つずつ見比べて確かめる必要があります。ここで直し漏れが残りがちです。
これらは、ページそのものに赤入れできて、関わる人全員が同じ画面を見られる校正ツールを使うと、まとめて減らせます。
03WEBサイトの校正ツールの種類と選び方
「校正ツール」と呼ばれる物には、役割の違う3つの種類があります。1つですべてを確かめるのではなく、目的に合わせて組み合わせるのが近道です。
| 種類 | できること | 例 |
|---|---|---|
| 文章のチェック | 貼り付けた文章の誤字脱字や表記のゆれを、自動で見つける | 誤字脱字チェックツールの記事で紹介しています |
| コード・リンクのチェック | HTML・CSSの書きまちがい、リンク切れ、表示の速さを調べる | W3C Markup Validation Service、W3C Link Checker、PageSpeed Insights |
| ページに赤入れして共有 | ページの上に直接赤入れし、制作の担当者やお客さまと、同じ画面でやり取りする | アカポンなど、WEBサイトの校正に対応した校正ツール |
文章やコードのチェックは、ツールがまちがいを見つけてくれます。一方で「この画像を差し替えてほしい」「スマホでは改行の位置を変えたい」といった、人が決める直しは、ページに赤入れして伝えるしかありません。この「伝えて、直ったかを確かめる」所を受け持つのが、3つ目の種類です。
ページに赤入れするツールを選ぶ時に見る所
- URLを入れるだけで取り込めるか:画面写真を撮ってつなぐ手間がなくなります。
- スマホの幅で取り込めるか:パソコンとスマホで、別々に赤入れできると見落としが減ります。
- 公開前のページを取り込めるか:テストサイトのベーシック認証や、会員ページのログインに対応しているかを確かめます。
- 社外の人が、登録しないで赤入れできるか:お客さまや制作会社に、アカウントを作ってもらわずに済みます。
- 直した版と見比べられるか:前の版の赤字を見ながら、直ったかを確かめられると、直し漏れが減ります。
ほかの校正ツールとの比べ方は、校正ツールの比較の記事にまとめています。
04アカポンでWEBサイトを校正する手順
アカポンは、URLを入れるだけでWEBページを上から下まで撮影し、そのまま赤入れできる校正ツールです。ここでは、ページを取り込んでから、直ったかを確かめるまでの流れを説明します。
[WEBサイトのURLを校正する]を選ぶ
プロジェクトの中で「データをUpload」の窓を開き、[WEBサイトのURLを校正する]を押します。URLを入れる欄と、表示の幅を選ぶ欄が出ます。

URLを入れて、表示の幅を選ぶ URLを入れ、表示の幅を選んで撮影する
校正したいページのURLを入れ、表示の幅を選んで[キャプチャする]を押します。撮影が終わると、別のタブで校正画面が開きます。ファイル名とページ名には、そのページのタイトルが入ります。

撮影したページが、校正画面にそのまま出る 直したい所を囲んで、赤入れを書く
画面をダブルタップするか、上の[コメントモード]を押して、赤入れできる状態にします。直したい所をドラッグで囲むと入力の窓が出るので、直してほしい内容を書いて[保存]を押します。右の一覧にカードが増え、ページに番号が付きます。
ペンで手書きもできます。参考の画像や原稿のファイルは、1ファイル100MBまで、10ファイルまで添付できます。

ページの上の番号と、右の一覧のカードが1つずつ対応する 制作の担当者やお客さまに見てもらう
社内の人はプロジェクトに招待し、制作会社など他社の人は外部として招待すると(外部の招待はStandardプラン以上)、全員の赤入れが1つのページに集まります。アカポンを使っていない人には、[⚡ アクション]→[赤入れ共有URL]でURLを出して送ります。受け取った人は、ログインしないまま赤入れと返信ができます。

赤入れ共有URLは、パスワードを付けて送ることもできる 直したページを撮り直して、新しい版にする
制作の担当者がページを直したら、[⚡ アクション]→[バージョン更新]で同じURLを撮り直します。前の版と同じページの、次の版(Ver.02)として入ります。
前の版と見比べて、直ったかを確かめる
上の帯のバージョン(01 ▼)を押し、比べたい2つの版に✓を入れて[Show version]を押すと、左右に並びます。右の【コメントツール】で前の版を選ぶと、画面は新しい版のまま、前の版の赤入れを一覧に出せます。頼んだ直しが入っているかを、1件ずつ確かめられます。
伝わる赤入れの書き方
ページの上に赤入れしても、書き方があいまいだと、制作の担当者は迷います。「何を」「どう直すか」を1件に1つずつ書くのがこつです。
| 伝わりにくい書き方 | 伝わる書き方 |
|---|---|
| ここ、もう少し目立たせて | [無料ではじめる]のボタンを、今の赤より大きく。文字は18pxに |
| 価格がちがう | 「3,980円」→「3,960円(税込)」に置き換え |
| スマホだと変 | 見出しの「新生活フェア」の前で改行しないように(スマホ幅のみ) |
| 画像を変えてください | この写真を、添付の「main_v2.jpg」に差し替え |
1つの赤入れに直しを2つ以上書くと、片方だけ直って残ることがあります。直しごとに分けておくと、版を見比べる時にも1件ずつ確かめられます。
アカポンは、無料のプランでもWEBサイトの撮影と赤入れを試せます。無料ではじめる › ヘルプ:バージョンを見比べる ›
05スマホの幅・テストサイト・うまく映らない時
スマホの幅で撮影する
表示の幅は4つから選べます。パソコンとスマホの両方を校正する時は、同じURLを幅を変えて撮影し、[ページ追加]で同じファイルに入れておくと、見比べやすくなります。
| 表示の幅 | 大きさ |
|---|---|
| デスクトップ大 | 1920px |
| デスクトップ中 | 1280px |
| タブレット | 768px |
| スマートフォン | 375px |
公開前のテストサイトや、会員ページを撮影する
[ID・PASSが必要なサイト]を開き、ログイン情報(IDとパスワード)を入れると、ログインしないと見られないページも撮影できます。テストサイトのベーシック認証にも対応しています。入れた情報は保存でき、ほかのメンバーには見えません。
ログイン付きWEBサイト(IDとパスワードが要る会員ページなど)の撮影は、Standardプランは10ファイルまで、Proプラン以上は無制限です。Free・Lightプランでは使えません。ベーシック認証のページの扱いは、ヘルプと料金ページでお確かめください。
うまく映らない時
[追加オプション]で、ページに合わせた設定を選びます。スクロールに合わせて画像を読み込むページは「遅延読み込みに対応」、パララックスのようにスクロールで動くページは「特殊なページに対応」を試してください。JavaScriptなどでアクセスを止めているページは、うまく撮影できないことがあります。
何ページもまとめて撮影する
サイト全体を校正する時は、[複数のURLをまとめてキャプチャする]で、URLを貼り付けて30ページまでまとめて撮影できます(Proプラン以上)。同じURLは1つにまとめます。
06公開前に、人の目で見ておきたい所
撮影したページは、その時の見た目を写した物です。リンクの行き先やフォームの送信は、撮影したページでは動きません。赤入れで見た目と文字を固めたら、最後は本物のブラウザで次の所を確かめます。
- リンクとボタン:すべてのリンクとボタンを押して、行き先が正しいか。電話番号のリンクがスマホでかけられるか。
- フォーム:テストで送信して、確認のメールが届くか。入力をまちがえた時の案内が出るか。
- スマホの実機:iPhoneとAndroidで、文字の大きさや、ボタンの押しやすさに問題がないか。
- ページの情報:ブラウザのタブに出るタイトル、SNSで共有した時の画像と説明文が、ページに合っているか。
このうち、気づいた直しをアカポンで赤入れしておけば、見た目の直しと同じ流れで、まとめて直ったかを確かめられます。
07WEBサイトの校正に役立つ記事
公開前のチェックと、制作会社への伝え方の記事です。
- WEBサイト公開前のチェックリスト:文字・見た目・動きで確かめる項目
- ホームページ・LPの修正指示の出し方:制作会社に伝わる項目と例文
- 修正が直ったかを確かめる方法:前の版と比べて、直し漏れを防ぐ
- 社外との修正のやり取りをまとめる方法:メールでの赤字のやり取りをやめる
08よくある質問
公開前のテストサイトも校正できますか?
ベーシック認証のあるテストサイトも、[ID・PASSが必要なサイト]にベーシック認証のIDとパスワードを入れて撮影できます。ログイン付きWEBサイト(会員ページなど)の撮影は、Standardプランは10ファイルまで、Proプラン以上は無制限です。そのほかの使えるプランは料金ページでお確かめください。
スマホで見た時の表示を校正できますか?
はい。表示の幅で「スマートフォン(375px)」を選んで撮影すると、スマホの幅のページに赤入れできます。
アカポンを使っていないお客さまにも、赤入れしてもらえますか?
はい。赤入れ共有URLを送ると、ログインしないまま赤入れと返信ができます。赤入れ共有URLはLightプラン以上、パスワードを付けるのはStandardプラン以上で使えます。
サイトの全部のページを、まとめて取り込めますか?
複数のURLを貼り付けて、30ページまでまとめて撮影できます。まとめて撮影するのは、Proプラン以上で使えます。
直したページと、前のページを見比べられますか?
はい。直したページを[バージョン更新]で撮り直すと、2つの版を左右に並べて見比べられます。前の版の赤入れを、新しい版の画面の上で一覧にも出せます。
無料で使えますか?
Freeプランでも、WEBサイトの撮影と赤入れが使えます。撮影できるページの大きさは、Free・Lightプランは1920×10,000pxまで、Standardプラン以上は2304×120,000pxまでです。
09まとめ
WEBサイトの校正は、文字・見た目・動きの3つに分けて確かめると、もれが減ります。文章やコードのまちがいはチェックツールに任せ、人が決める直しは、ページに直接赤入れして伝えるのが近道です。アカポンなら、URLを入れるだけでページを撮影し、スマホの幅や、ベーシック認証つきのテストサイトにも赤入れできます。お客さまにはURLを送るだけで見てもらえ、直した版と並べて直ったかも確かめられます。画面写真とメールでの校正に時間がかかっている時は、試してみてください。
WEBサイトの校正で使えるアカポンの機能は、WEBサイトの校正の機能のページで紹介しています。
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校正のやり取りを、1つの画面に。
動画・WEBサイト・画像・PDF・YouTubeに、そのまま赤入れ。
メールや紙での戻しが、なくなります。
カードの登録は要りません。Freeプランでも、PDF・動画・画像・WEBサイトに赤入れできます。